「若いうちに結婚しなさいよ」
こんな風に言われたことある人は多いのでは?
昔は「結婚適齢期」などと言われ25歳過ぎても結婚できない人は
売れ残ったクリスマスケーキ(25日過ぎるとたたき売りになるから)
なんて言われるくらいの時代もあった。
でも現在は結婚も年々晩婚化。
本当に若いうちに結婚したほうが良いのか。
結婚経験者の目線から語りたいと思います。
若い結婚のメリットは?
若いうちの結婚というのは「好き」という情熱と勢いで出来る。
もちろん若くてもキチンとした考えをもって結婚する人もいるので
全てがそうだとは言わないけど、結婚・離婚経験者に聞くとだいたい
「若かったからあまり深く考えなかった」と言う答えが多い
深く考えなかったというより深く考えられるほど世の中を知らない。
と言ったところだろうか。ただそれで上手くいく人もいる。
それはお互いに成長していこうと歩んでいけるパートナーだった場合。
そういう人とならお互いの未熟さを受け入れつつ指摘しつつ共に進化して
素敵な家庭を築けるであろう。
若いからこそ軌道修正がしやすい。という点がある。
「若いうちに結婚しなさい。子供産みなさい。」という言葉は
「うるさいなー」と思っていたけど、子供を産んでみてわかったのは
子供を産むのが早いほうがいい理由=体力 の問題がある。
若いうちの出産と、ある程度年齢が進んだ出産ではリスクが違う。
高齢化するほどにハイリスク出産になるパターンが多い。
そして子育ても高齢で産むと子供の体力が上がるころに
自分の体力が落ちてきてヒイヒイいいながらの子育てとなりがちです。
結婚して必ず子供を産まなきゃいけない訳でも、必ず出来るわけでもないけど
もし子供を考えているなら若いうちのほうが楽。ではあります。
\35歳で結婚。37歳で初出産。3人のお子さんを産んだnatsuさんの記事を読んでみてね/
若い結婚のデメリットとは
若い結婚のデメリットはメリットに述べたことと関連していて
深く考えずに結婚したら、相手が予想外のモンスターだったなんてこともある。
あとは経済的にも仕事的もまだ軌道に乗っていないので
今後の生活の変化にお互いがついていけるかということもある。
やりたいことがまだ定まっていないがゆえに突然「やっぱこっち!」と
気が移りやすいのも若気の至りでありがちです。
軌道修正で済めばよいけど、突然「自分探し」を始めるような
大幅にそれてしまう可能性も若いほどにある。
また、子供が出来た場合。女は妊娠中から母となり覚悟が出来るのに対して
男性は父親になる自覚・実感を持つのに時間がかかる場合が多い。
そして「もっと遊びたい・遊びたかった」などと言い、
独身生活と変わらない人付き合いをすることも。
これは周りもまだ結婚してない場合だと、独身の友達と同じ感覚になりがちです。
いちがいに年齢じゃなくて精神年齢が高くないと
結婚生活を維持していくのは大変なんです。
結婚にあたっての心の準備に必要なこと
結婚と恋愛は違う
恋愛の時は美味しいもの食べて旅行をして、楽しく過ごせた時間も
結婚すると同じ家庭で同じ財布になるので、恋愛時とは違う。
夫婦共稼ぎのうちはまだしも、専業主婦になれば家計管理で
娯楽も絞っていかなくてはいけない局面も。
子供が産まれればさらにお金も時間もかかるので
二人で楽しめていた頃とはいろいろ変わってしまう。
結婚は二人だけの問題ではない
結婚するのは本人同士。だけど結婚とは他の家庭との契約でもある。
両方の親のこと、兄弟、親戚なども全く関係ないとはいかない。
夫とは仲が良くてもそこに口を出す親もいて、振り回されることも。
長男ともなれば「早く跡継ぎを」と急かされることも。
そういった義理の両親と仲良くもしくはドライに付き合うメンタルが必要とされます。
まとめ
結婚は若い方がいいという意見に惑わされず
自分なりの人生設計を立てて、相手を見極めててした方が
結婚後の後悔や問題が少なくて済みます。
ただし子育てに関しては若いうちの方が体力もありリスクも少ない。
周りがあれこれ言おうとも焦る必要は全くありません。
そもそも結婚は焦って周りに流されてするのは失敗のもと。
素敵な相手と良きタイミングでが一番です。
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